突然、記憶喪失になったらどうしよう?
2017年2月1日、TBS系19:00~「緊急! 17春公開大捜索・ボクは誰なのか?教えて… 記憶喪失・失踪者SP」で、記憶喪失になった青年2人の身元を探す3時間のライブ放送を観た。
自分が誰だか分らなくなって数十年後のテレビ公開なら難しい部分もあるだろうが、記憶を失って2〜3年後なら容姿も大きくは変わっていないので、番組が始まって30分後には見つかるだろうと思っていたんだが、番組では「ああいうことも、こういうこともしました」と言いたいがためのVTRが長く、有力情報が入っていたとしても企画の段取りどおりにしか進まないことにイラッとしながら観ていた。
その長い長いVTR中では、愛知県春日井市の春日井駅前で記憶喪失に気付いた彼の記憶を辿ろうと、脳指紋検査なるものまで実施し、愛知県のお雑煮、ユナイテッドシネマ豊橋18(愛知県豊橋市)で脳波P300が著しく出たことで愛知県なのか!! となった。そんなところで、彼の中学時代の担任が出てきて、またお姉さんが出てきて直接会話していたのだが、時間切れで番組強制終了。
ほらぁー VTRが長いっちゃん。ムカつくぅー
で、その後どうなったのか気になるので先ほど検索したら京都府乙訓郡大山崎町の出身らしいではないか。
もぉー 脳波P300全然違うやん。(-"-;)
オウム真理教事件のときもそうでした。
犯人だったか誘拐された被害者だったかのかまでの記憶はないが、かかってきた電話の音声通話録音を 音声鑑定や声紋鑑定をする”かの有名な”某日本音響研究所へ持ち込み、数日掛け全力で鑑定。ああだのこうだのと講釈垂れた後の分析鑑定結果で「この音声には60Hzの周波数が含まれているので東日本ではなく確実に西日本地域です。一刻も早く西日本側を捜査するように」って所長が断言していた。
しかし、実際は山梨県(50Hz地域)からだった。
その時も、もぉー 全然違うやん。(-"-;)
科学っちゃ「あたるも八卦当たらぬも八卦やん!!」となったのを思い出した。
皆が忘れても私は決して忘れてない。
いつまでも覚えててごめんね。
ちょっと話は脱線してしまったが、彼は愛知のお雑煮を食べて、豊橋まで映画を観に行っていた事があったのかも知れないけど、私が感じたことは3つ
1、あっさり見つかっては困る企画である
2、VTRが長く脳波P300は見当違いである
3、見つかって よかったよかった
以上だ。
ところで、私が子供の頃には主人公が記憶喪失になって人生を翻弄されてしまう連続ドラマをよくやっていた。
私はそのドラマを観ながら、幼子心にも「自分が記憶喪失になったらどしよう」と、毎週、毎週考えていたことがあった。
その後、小学高学年になりホラー映画の「オーメン」を観たときのことだった。
ダイミアンの髪の毛を剃ると『666』の数字が記されており、悪魔の子供であることが明らかになったのがとても印象深く、そこにインスピレーションを受け...
そうだ!!
頭皮に自分の名前を刺青しておけば記憶喪失になっても大丈夫じゃないか!!
と、万が一の記憶喪失症に対処できる大真面目な答えを導き出していたことを思い出した。(友達に俺って天才やろ!! とも言っていた)
いま思えば、頭皮に刺青するなんてとんでもない!
35年後に、こうなるとは思いもしなかった。
2017年2月3日 記録
喜怒哀楽は、作者たつの考えを自己中心的に書き綴るものである。