「達の記録館」サブの表紙

日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

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たつの遊び部屋:はじめに

2010年春、私の趣味(渓流釣り・音楽鑑賞・電気工作などなど)をする専用の部屋が欲しいと、自宅から歩いて15分、車で数分のところにある交通の便のよいビルの1室(1DK)を借りた。

ところが、賃貸というのは壁紙は変えられんし、壁に穴を開けてもいけない、本職である電気設備も変更すらできないのだ。(まぁ借りる時には分ってはいたことなんだが)

また、部屋に合わせて椅子やテーブルなどの家具、照明器具、雑貨や小物を買ってみようとかいう気にもならないもんで、一度借りたはいいがそういったことで『この部屋に愛着』というものがほとんど持てず、部屋を借りてかれこれ2年半ほどになるのだが、この部屋に行ったのは10回にも満たず、滞在時間は計30時間ほどしかないもんだから、1時間あたりウン万円も支払っているという実にクダラナイことをやっている。 大笑いだ!

賃貸

そんなことを2年半もやっていると、器の大きいさすがのウチの相方も「その家賃で毎月温泉旅行に行った方がよっぽどマシやん」、「ここは1泊数万円のスィートルームかい」などとツッコミを入れ始められる訳で、ちょこちょこツッこまれていた私は今年中に解約するか、若しくは何処かを買うべきか....を考えていた。

そんな時だった。

今から20年前、私が24歳の頃に投資物件として買っていたマンションの1室の賃貸人様が出られることになった。

このマンションは11階建ての大きいマンションで中央区にある。24歳当時、私個人名義の自動車を持っていなかったのでBMWの5シリーズか三菱のディアマンテかを買うかな~と自動車販売店に行ったところ(24歳の若造ゆえか)最初から「お金はあるんですか?」ってな雰囲気の接客で全く相手にされず、見積書も書いてくれそうな感じでもなかったので自動車に対する購買意欲を完全に失い、客観的にみて私にお似合いだった中古のオンボロ自転車を数千円で買うことになった。

そして、買ったばかりの自転車でウロウロしていると不動産屋のガラスに貼ってあったチラシが目に入ったもんで、これでいいやと総額730万円したワンルームマンションを現金一括で買ってしまったのだった。

これを衝動買いと言わずに何と言うか...(笑)

その当時、私は既に現相方と交際していて予め自動車を買うことは言っていたのだが、そんなことがあったもんだから「自動車はやめて自転車にした。その代わりにワンルームマンションば(衝動的に)買ってきたぁー」と、その経緯を説明すると「あんた訳わからんけど、面白か人ねぇー」と大笑いされたことが今でもハッキリ記憶にある。

嘘のようだが本当の話だ。(=^_^=)

※相方も身内も「達の記録館」を読んでいるので嘘は言えない。

んで、ちょいと話は反れたが、過去20年、私はこのマンションに1度も泊ったこともなくトイレでさえ使ったことないけれど、今回、賃貸人さんが出られるとということで「よーし、この1室を私の本当の遊び部屋にしよう」と企み、現在あっちこっちのショールームに出掛けては商品を選び少しずつリフォームをやろうとしている最中なのだ!

まぁ、管理費、修繕積立金、固定資産税、都市計画税はかかるものの、それは今迄と変わらない訳で、愛着の持てない部屋を借りて賃貸料を支払うよりも、内装も自由にできる持ち物(所有者)の方が良いに決まっている。

そんな訳で、賃貸人様が退出された部屋(マンション)はこんな感じだ。

Before

・20年前の冷房専用のエアコンと照明器具

・フローリングの上にカーペット

・壁紙のめくれ、賃貸人さんが置いていったカーテン

・経年劣化であっちこっち痛んでいる。

・キッチン周りの油汚れもあり、全体的に使用感たっぷりです。

ちなみに、窓の外の景色には凄い特徴があり「いい景色だろー」とお見せしたいのだが、福岡に詳しい人なら窓の景色でこのマンションの場所が1発でわかると思うので、残念ながらお見せできない。

知らない人にピンポーンされて「たつさん居るぅ?」と言われても困るからねー

アハハハ...(^_^;)

図面

さーて、これから手を入れていきます。

貧乏人ゆえに予算はあまりかけられないけど、時間はたっぷりあるんで出来るだけ自分で色々やっていきま~す。(^o^)v

計画するだけでも、めちゃめちゃ楽しいっちゃん。

2012年6月2日 記録 たつ

No.2 壁紙編へ続く

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