「達の記録館」サブの表紙

日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

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犬の香りがするパン

他店と差別化しようとバラエティーに富んだパン屋が増え、独自な製法でユニークなパンが食べれるようになってきた。

消費者にとっては非常に結構なことなんだが、そんな特色のあるパンの中には、オーブントースターに入れて焼き上がるにつれ徐々に妙な匂いへと変わっていくパンに出くわすことがたまにある。

私はボキャブラリーが非常に少ないので「これ珍しいパンらしいよ。どう?」って聞かれた場合、生地がどうたら、食感がこうたら、香りがああたら、etc... と講釈を垂れることはあまり得意ではない。

そのため率直な感想をついつい述べてしまうことがある。

ちょいと前に、お呼ばれした時のこと...

「どう?」と聞かれた。

私は

「なんとなく犬の香りがしますね」

と言った。

「・・・・・」

顰蹙 ひんしゅく を買いました。

野良犬パン

本当は『野良犬の香り』だったところ、それはあんまりだろと思って「犬の香り」って言ったのです... ガックシ

パン職人さんへ

差別化は良いけれど、ちぃーっとは考えて作って欲しいです。

私はそれらを野良犬パンと呼んでいる。

(だって、そっくりな香りなんだもん)

2016年11月6日 記録

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