■喋りまくる男
今週末に納車予定(FIT-1500RS)の書類の手続きなどでホンダへと行ってきた。 で、ここ1カ月半の間にホンダへかれこれ10回は足を運んでいるわけなんだけど、ショールームではお世辞ではなく本当に美味いコーヒーを入れてくれるし、営業マンも話を合わせてくれるもんだから、マイブームになった喫茶店のようにとても居心地がよくなってしまい、ついつい長居をしてしまうのである。 私を直接知ってる方は「たっちゃんよく喋るけんね」って感じで別に驚くことはないだろうけど、相手や第三者からみたらいわゆる「営業妨害」になりかねんところがあるらしく、自分では妨害しているとはまったく思わないにしろ、今の言葉でいうところの「KY(空気が読めない)」という自覚は多少なりとも持っている。 つもりだ。(^ ^ゞ ほんで、今日は先程述べた書類を提出するだけの3分程度で終わる予定だったが、コーヒーを持って来てくれる女性社員さんにいつも「ここのコーヒーは美味いねぇ」といつも言っているもんで、私が行くと自動的にコーヒーが注がれテーブルへ、そして1時間半のムダ話に突入してしまったのである。 で、車にまったく関係ないムダ話というのを営業マンにしていたんだけど、その中でホンダのバイク「スーパーカブ」がインジェクション(電子制御燃料噴射方式)にて、さらに燃費が良くなったという恐るべき話を聞いた。 ←カブのインジェクション ここでスーパーカブを知らない人へ簡単に説明すると、郵便局、新聞配達、銀行員らが乗っている、ガチャーン ガチャーンとギアチェンジの音がするバイクで、1リットルあたり100kmほど走ることから世界中で愛され、どこへ行ってもスーパーカブを見たことない人などはい。 ほんで、ほんで、もともと低燃費のスーパーカブがそのインジェクションが付いたことにより、1リットルあたり116kmに延びたというから、そのホンダの究極な技術に驚いてしまったのだ。 100km → 116km だよ! すげぇ!! で、私は関連した?こととして「私らの時代は原チャリにヘルメットせんでよかった。仲間と走って抜かれそうになったら唾を吐いとった」などなど話していたら、相方から電話があり「あんた、また喋りまくっとるんやないと?、いい加減に帰ってこんと迷惑よ」と怒られてしまったもんで、営業マンさんに「ほんじゃ、またねぇ〜」ってことで帰宅することにした。 家に帰って相方からいつものように「よう喋る男やね」と言われ、「いや、今回はスーパーカブのさらなる低燃費の技術で、うんぬんかんぬん・・・」と相方に話したら「あんまし変わららんやん」って、あっさり言われてしまった。 えぇぇぇ??? 私:「めちゃめちゃ変わるやん」 相:「あんまり変わらんと思うよ」 私:「なんで? めちゃめちゃ変わるやん?」 相:「体重100kgの人が、116kgに増えてもあんまし見た目も変わらんやんね」 私:「そう言われたら、確かに変わんねぇーな」 秒殺だった。 それ以上、私は何も言わなかった。 ←キーポイント (ウチの相方はいつも説得力があり誰も勝てやしない)
う〜む、なんかモヤモヤするな.... 仕方ない、私のこの驚きをコーヒーでも飲みながら誰かに話に行かなくては... そうやって次なる場所を探し喋りに行く(旅)ということになるのだった。 わかってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか by:チェッカーズ
ちなみに、意外かも知れないが、私は地元福岡出身の高倉健さんのように「男は黙って旅をする」という渋く哀愁のある雰囲気が大好きで、このようになれたら良いなと思っているし、40歳になって、大分、健さんに近づきつつある。 全然違うじゃん! というんじゃない。私と高倉健さんと近いところもあるんだ。 福岡出身。 それだけではない。 「不器用な男ですから」という部分は、まさにそれだ。
おもいっきり勘違いしていたらスミマセン。
「喜怒哀楽」では、「たつの言いたい放題」を自己中心的に書き綴るものである。もくじへ戻る 表紙へ戻る
2008.4.13 記録
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