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目次
- 見ていく順番
- トップページ
- シーン割り
- ロケ地探し(鉄橋編)
- ロケ地探し(瓦壁編)
- 瓦壁のカメリハ
- 衣装作り(かつら編)
- 衣装作り(88番編)
- 配役決め
- 撮影決行1
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- 撮影決行3
- 東雲堂さんへご挨拶
- CM完成(動画)
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デジタル編集について
今回、下の写真のような機材を使って撮影・編集していきましたが、フルハイビジョン(1920×1080)の編集には大変苦労しました。
それというのも、現在 iMovie-HD-06 でハイビジョン編集はできたものの、実際に、ハイビジョン撮影の15秒をMacintosh(PowerPC 1GHz)に読み込むだけで最低7~8分かかり容量は3.15GB。書き出す手前のエンコードだけでも約9分かかりました。下の表1参照。
つまり、ハイビジョン映像5分ものを編集しようとした場合、単純にハードディスクは最低20GB必要で、編集上もカクンカクンとコマ送りのような動きになります。
「まぁ~こんなもんで勘弁してやろう」と妥協しても、2時間は待ってなきゃいけないといった具合で、修正部分が1秒あって手直しすればまた2時間掛かってしまいます。
現在、CPUも2GHzのスピードに上がっていて、5分もので2時間ということはないでしょうが、それでも1時間以上待たされると思います。
さらに、巨大なデータを一旦どこに保存するか?という根本的な問題があってかなり容量の大きいハードディスクを積んでないとパンクしてしまいます。
当然、そんな大きい容量を1枚のDVDディスク(4.9GB)に保存するなんて無理で「読み込み→編集→書き出し→消去」を繰り返していくしかありませんでした。
私は断言します。時が経てばいずれ簡単に扱えるようにはなるのでしょうが、現在のところHDVをiLINKでDVにダウンコンバート変換して扱えてもフルハイビジョンHDVをサクサクっと簡単に扱える一般普及型のパソコンはありません。実際にやってみてえらい目に合いました。
キレイな映像は好きなんですけどねぇー (^_^;)
参考資料
HDV撮影の15秒と、DV撮影の5分ものとの比較。
(私が実際に iMovie-HDにて扱った結果です)
ビデオカメラ | HDV | DV |
録画時間 | 15秒 | 5分34秒 |
サイズ | 1920×1080 | 720×405 |
Mac読み込み | 約8分 | 5分36秒 |
エンコード | 8分43秒 | 5分42秒 |
DVD書き出し | 28秒 | |
データ容量 | 3.15GB | 673MB |
使い勝手 | 重すぎ | リアルタイム |
表のようにDVはMacintosh(PowerPC 1GHz)でもリアルタイムにてスカスカ動くので撮影する際にはHDVとDVを使い分けることをお薦めします。
まっ編集しなきゃいいんだけどさ!
そりゃそうだ....(^。^↓↓)
ちなみに、eMac本体容量は60GBしかないのに、メイキングビデオは16分53秒もので 35.1GB にもなりました。
このまま本体HDDに置いとく訳にもいかず大容量の外付けHDD-120GBを買って保存しています。HD-DVDとBDの方式戦争。早く決着してくれないかな。
2006年5月17日 記録