「達の記録館」サブの表紙

日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

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停電の準備は万全だ

もうそろそろ梅雨到来。台風もやってくるぞ!

なんか、ワクワクしてくるなー

強烈な台風が来て「停電しないかなー」と毎年のように祈っているのだけど「停電」なんかしない。

本当に毎年ツマラナイ。

聞いてくれよ

私の家では、停電しないんだよー!!

まあ、詳しく設備を書くと長くなるので省略しておくが私の家屋では「停電だ!」っとなった瞬間にバッテリーの非常灯が点灯し、約1分半後には100V2000W(20A)ガソリンエンジン発電機が電気を供給できるようなシステムにしている。

どうだ、すごいだろう。私の自慢の一つなのだ!

それが、2年前の事だが雨も台風もない平穏な夜金曜ロードショーで、私が好きな「釣りバカ日誌」を観ていた時の事だった。

それはいきなりやって来た停電だ!

窓の外を見たら右も左も真っ暗闇じゃございませんか。

さすがの私でも、すぐに電気が復旧すると思っていたのだが、1分...2分...3分...と、まったく電気が復旧しないのだ。

釣りバカ日誌が見れんじゃんかよー

私は、5分程たった時ついに決断した発電機始動だ!

ベランダに出てエーイ!

ブルブルブルルルルル.....(爆音とともに発電気始動開始)

真っ暗闇の町内に光り輝く家がある。最高の自己満足です。

どげなもんやー よっしゃー カーテンを開けようっと!(ここぞとばかり見せつけてやる)

さて、浜ちゃん浜ちゃん、と思い、部屋に入り、汗を拭こうとタオルで顔を拭いたらなんと、タオルがまっ赤!!

鏡で見たら、額から流血しているではないか。なななんじゃーこりゃー!

そうだ、エーイ!と発電機始動レバーをおもいっきり引っぱった時にベランダの手すりで頭をぶつけて額が切れていたのだ。

真っ暗闇だったので汗と思っていたのに...

(流血は顎を伝わり、Tシャツとカーペットにテンテンとある。両手にも血が....)

私は興奮状態で洗面所に行き顔を洗い止血をした。(あー、ビックリしたなー)

リビングに戻ると、部屋中排気ガスで真っ白になっていた。

なななんじゃーこりゃー!(ゴホゴホッ)

そうだ、近所にこれぞとばかりに、カーテンと窓をあけていた為に風向きで排気ガスが室内に入ってきてしまったのだ。

それだけじゃない。ベランダの外を見ると既に電気が復旧していて明るい街並が回復しているのだった。

その光景をみて、興奮状態から、ふ・と・自分に返った!

OH My God !!

すぐに発電機を停止し、排気ガスを全部排出するのに30分以上かかった。(近所に、我家の恥ずかしい、この状況がバレないようにコソコソっとした為..)

そう、既に「釣りバカ日誌」は、見ないまま終わっていたのだった。

なんなんじゃー!

わしは一体何をしていたんじゃー!

私・は・ア・ホ?

自己満足エンジニアと、アホは紙一重なのだ!

九州電力に言いたい。せっかく停電したら最低6時間は停電してくれよ!

長い停電なら、私は家族と近所のヒーロー?なのに...

中途半端な停電だから、私がアホになるんだろうが!

ちくしょー、次いこのような停電で私が怪我したら訴訟じゃー(笑)

余談:台風が来る前にわざわざ瓦の補修強化で屋根から落ち、怪我をしてニュースにでるオヤジを馬鹿にしているが私もさほど変わらん。

2001年6月2日 記録

喜怒哀楽は、作者たつの考えを自己中心的に書き綴るものである。

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