DH制の試合は有利か不利か。プロ野球珍球団
福岡ソフトバンクホークスのDHを務めるキューバ出身の3番バッター”デスパイネ選手”は、日本シリーズ第1,2戦で4安打3打点の活躍をしていますが、第3戦目から横浜スタジアムに場所を移しDH制がないセリーグルールで、交流戦3試合以来の苦手な守備に入りますし、 また普段打席に入らないピッチャーは打席に立たなければいけないので”かかし”状態になります。
(2ストライクに追い込まれた武田翔太投手を見て笑っている工藤監督)
私も笑ってしまいました。
プロ野球は「セリーグ主催ではDH制なし・パリーグ主催ではDH制あり」がルールなので、パリーグ側から見れば上記のようにおもわずプッと吹き出してしまうのは自然反射なのですが、2005年からセパ交流戦が始まってからというもの、ネットでは毎年何処かの掲示板で、DH制の「ある・なし」について両リーグのファンたちが..
● DH制がある試合ではパリーグが有利か
● DH制がない試合ではセリーグが有利か
と笑えない熱い議論を交わしています。
そして、噛み合ぬまま平行線で終わってしまいます。
パリーグ(ホークス)ファンの私としては、投手をバッターボックスに立たせることの意義が感じられませんし、真剣勝負でもプッとなってしまいますので、どちらが有利か? と尋ねられたら、有利か不利かではなくて、それ以前にセリーグのルールって馬鹿じゃないのというもう1つの結論になってしまいます。
セリーグがなぜ馬鹿なのか、それは簡単に説明できます。
交流戦や日本シリーズにおいて、お互いのリーグルールを最大限に尊重し合ったとしましょう。そのとき、DH制を使っても使わなくても、どちらでも構わないというルールにしたら答えは自ずと出てきます。
大谷翔平選手のような投手も打者もできる二刀流プレーヤーがいるなら別ですが、セリーグチームは「ウチは投手をバッターに立たせます」とは絶対に言いません。
つまり、バッターボックスに立つ投手は攻撃力にないっていないのです!!
さらに、投手自身がバットを握りたくないってことを誰もが知っていながら、強制的にバットを握らせるルールなんて、愚の骨頂=馬鹿としか言いようがありません。
また、死球やクロスプレーで怪我する恐れがあるなら尚更のこと、野球界、ファンにとって何1つメリットがないことはハッキリしています。
それでも、DH制がないセリーグルールの方が監督の采配が見られて面白いとか、たまに打つ投手が面白いと仰るのであれば、そのチームだけ投手をバッターボックスに立たせれば良いだけです。どの対戦チームも「どうぞどうぞ、お好きなように」と返してくれることでしょう。
ちなみに、DH制の採用に反対しているセリーグの数球団は「伝統を守る」との理由で頑に拒否し続けていますが、世界中でDH制を採用していないプロ野球チームは、日本のセリーグ、米国のナリーグぐらいなもので、WBCでもオリンピックでも、その他の国際試合でも全てDH制を採用しています。(ナリーグは近年中にDH制になるようです)
「井の中の蛙大海を知らず」とまでは言いませんが、いつまでも伝統を誇示していたって、周りを見ればおもいっきり珍球団なのです。
プロ野球ファンの皆さんが、インターネットで
● DH制がある試合ではパリーグが有利か
● DH制がない試合ではセリーグが有利か
そんなことよりも、珍球団の古い考えがプロ野球界にプラスかマイナスかを頭の中に入れて話すと、もっと建設的なお話ができると思います。
世界に目を向けて ネ!!
最後に、毎年、何処かの掲示板で(水掛け論になっている)熱いコメントを読むのを楽しみにしてるたつでした。
嫌みはいつものことです。気にしないように... (^o^;)
【留意事項】イラッした方や反対意見のある方は、相手チームだけが敵なのか? 意見を述べてる私が敵なのか?、それとも珍球団が敵なのか? をよく考えた上で、ご自身のサイトで「私の考えはこうだ」と建設的な意見を述べていきましょう。そうすることで徐々に変化が生まれると思います。おわり
2017年11月1日 記録
喜怒哀楽は、作者たつの考えを自己中心的に書き綴るものである。