「達の記録館」サブの表紙

日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

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たつ45歳の誕生日

 2012年11月10日、この日は私の45回目の誕生日で、2000年の誕生日に始めた「達の記録館」のまる12年目の記念日にもなるので、そのお祝いをしに島根県出雲方面へ2泊3日の予定をしていました。

しかし、10月後半に飼い猫(ガオ20歳)が具合が悪くなったこともあって急遽全てキャンセルし「今年はしゃ~なかね」と諦めていたんですが、11月6~7日になってガオ君が完全復活したもんで、「近場でいいけん1泊2日の温泉旅館でも行くぜ」ということにしたのでした。

だが、紅葉の季節。空いている温泉宿などありゃ~せん!(そりゃそうだ)

なもんで「どこでもいいけん」ってことで、いつものように相方に旅行プランを丸投げし、旅行当日いつものように私は行き先も知らぬまま「とりあえず熊本城方面で」というので車を南へ走らせることに...

熊本市内に到着し繁華街に入ると「そこのホテルの駐車場に入って」といい、その時に始めて「おぉー、今日の宿泊は日航ホテル熊本なんだ」ということを知ります。

ちなみに、我が家の場合、私は「◯◯方面◯泊◯日」とだけは聞かされても

 1、何処へ観光へいくのか? 何があるのか?

 2、お宿の場所はどこなのか?

 3、宿泊費や総予算がいくらなのか?

そんな情報は一切知らされないミステリーツアーが普通になっています。(私自身、そっちの方が楽しいからね)

日航ホテル熊本ロビー

いつものように相方がチェックインを済ませ「景色がいい部屋にしたけん」と...

日航ホテル熊本の客室から

↓ ベットに横になり枕から水平に熊本城が見える。お部屋。

日航ホテル熊本の客室から

これは素晴らしいです!

夜はライトアップするようなので楽しみです。

ってな訳で、20歳の頃に1度行ったっきりの熊本城へ観光しに行きました。

くまもとじょう

いやぁ~ なんていうのかねぇ~

自分の顔を鏡で見ると、額が広さはそげんでもないけど...

写真で見ると結構広い気がする。(^_^;) ほっとけ。

で、小天守閣に上りガイドさんから熊本城の歴史のことをゆっくり説明してもらいました。

小天守閣

<ガイドさんからのマメ知識> 加藤清正が築いた熊本城は日本三大名城で有名です。西南戦争で薩軍に取り囲まれ52日間も篭城し薩軍は熊本城を落せぬまま退却したことで難攻不落とされていますが、薩軍が攻め入る4日前に不審火によって熊本城は全焼しています。 えぇっ? そうなの ゚ロ゚!l|

全焼した原因は不審火になっていますが、スパイ説、背水の陣をひこうとして攻め落とされる前に自ら火を付けたという説がありますが、現在では後者の方が有力となっているようです。

へぇーそうなんだ!

という訳で、残念ながら熊本城は「難攻不落」であっても再建されたため、内部は「鉄筋コンクリート造り」になっています。

当時のまま残っているのは、何とかと宇土櫓の2つらしいです。(聞いたけど覚えとらん)

で、紹介していただいた焼けなかったという宇土櫓に行ってみました。↓

宇土櫓(うどやぐら)

宇土櫓(うどやぐら)

係員:「すいませんが、4時30分で終わりました」

たつ:「いや。そこをなんとか」

係員:「残念ですけど、またお越しください」

たつ:「どうしてもココが見たいんです... お願いですからetc...」(かなり粘りました)

熊本の人って、いい人ばかりです。

宇土櫓(うどやぐら)

条件付きでしぶしぶ入れてもらいました。\(^o^)/

当時のままなので建物内部には照明はほとんど置かれていません。

係員さんたちは次々に扉を閉めていくので建物内は真っ暗になってきます。

宇土櫓(うどやぐら)

戦に備えて作った「櫓」ってのはやっぱりすげぇー

力強さがあるなぁーって気迫を感じながら天守閣?櫓の最上階まで行きました。

宇土櫓(うどやぐら)

そして、天守閣から降りようとした時あることに気付きました。

真っ暗で来た道がわかりません。(・_・) ゲゲッ!

頑張ってはみたのですが.... 手探り状態で進むののには無理があります。

私は『すいませぇーん。誰かいますかぁー!』と.... HELP!!

やっちまった。

ちなみに、係員さんの言った条件とは「真っ暗になるので上(最上階)まで行ってはダメ。1階部分だけですよ」という条件でした。

条件やぶりのろくでもない観光客です。スミマセン。

ムムッ! ↓ (加藤清正)

加藤清正

また、数年前にオープンしたという豪華絢爛の「本丸御殿大広間」↓を急いで周り...

熊本城の本丸御殿大広間

熊本城は全館閉館となりました。後半忙しかったぁー (^_^;)

いやぁー熊本城は面白かったです。(トラブルがあると特にね)

んでもって、腹へったぁーってなことで城内にある ”桜の馬場 城彩苑” で、オバチャン店員がお勧めする熊本天草の名物らいし「うにコロッケ」を食べまして....

桜の馬場 城彩苑のうにコロッケ

桜の馬場 城彩苑のうにコロッケ

海鮮丼を食べまして....

天草海食まるけん:海鮮丼

コーヒーを飲みに、下通りでセンスいいな思ったカフェ「caffe-morricone」で、コーヒーついでにケーキを食べまして....

caffe-morricone

下通り~上通りをウロウロしていると、熊本ラーメンの代表的なお店 ”こむらさき” を見つけたので、私1人だけラーメンを食べまして....

こむらさきラーメン

焼きニンニクの効いたラーメンはかなりベビーだったのでもう1杯コーヒーを飲もうとウロウロしていると、こむらさきと同じ上通りに「白玉パフェ、白玉あんみつ、ぜんざい」という看板の出ている甘モノ屋「あまみや」さんを見つけました。

「よ~し、ぜんざい喰うぜ!」

相方は「あんた(そげん食べて)バカね」「いい加減にしとかんと」と忠告されるも、酒飲みにシメがあるなら、私のような下戸にもシメがあります。

あまみや

問答無用。食べに入りました。

ここで、”あまみや”さんが実に気に入りましたので紹介しておきます。

まずは個室で掘りこたつ式の席になっています。

あまみや店内

メニューはイラストでわかりやすく、甘モノ専門店で夜11時まで営業しているというお店は、福岡市には1軒もありません。

あまみやメニュー

 PS:もし地元福岡市にあったら私は常連客になってるだろう。

あまみや;ぜんざい;抹茶アイス

焼きもち栗ぜんざい 650円 | 抹茶バニラアイス 550円

熊本の夜を締めくくるに相応しい甘モノでした。

大満足でした!

ぜんざいを食べから、徒歩2~3分のホテルに戻ると...

 ゲゲッ!!!

 あっ、さっきcaffe-morriconeで持ち帰りにしたケーキがあった!

 すっかり忘れとったぁー ^_^!l|

甘モノ

甘モノは ”別ばら” というけど、甘モノ好きな私にも限界があります。

だけど、コーヒーをドリップしていると「コーヒーにはケーキだよな」って、ビールに枝豆のごとく ”おつまみ”のような感じでケーキを2個とも食べてしまったのでした。(私のホットコーヒーにも砂糖がたっぷり入っています)

あぁー 腹いっぱい喰ったな。

いい誕生日でした。

おわり

ホテル日航熊本 宿泊した客室から望む熊本城の夜景(クリックで拡大)

ホテル日航熊本の客室から望む熊本城の夜景ホテル日航熊本の客室から望む熊本城の夜景

情報:Panasonic DMC-GF2 絞り2.5/5.5 シャッタースピード8秒 ISO100 2816×2112pic 799KB

【旅の総括】 20歳の時に熊本城に来ました。その時には戦を体験してみようと「俺が上から石ば落とすけん、お前は石垣登ってこい」とそんなことをやっては情緒も何も感じることなかった粗いだけの自分を思い出しました。しかし、45歳にもなると紅葉が綺麗やねとか、立派な石垣や木々だとか、当時の武士や建築に携わった人々の想いを感じたりもしました。

還暦を迎えた頃になってまた熊本市を尋ねてみたいと思います。

45歳の時は、アマモノばっかり喰っとったな(笑)となるんでしょうかね。

そういう自分を振り返るため未来へ続く記録が「達の記録館」。

糖尿病や成人病にもならず元気でアマモノを食べれますように。合掌

2012年11月13日 記録

「たつのローカル」は単なる自分の記録です。人が見ても面白くないと思う。

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