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スナック女性客に「デブ」、侮辱罪で大月市議に拘留刑
2006年1月20日(金)16時11分

スナックで女性客を「デブ」とけなしたとして、侮辱罪に問われた山梨県大月市大月町、同市議小俣武被告(55)の判決が19日、都留簡裁であった。
丸尾真実裁判官は「人格を無視した卑劣極まりない言動」として、求刑通り拘留29日を言い渡した。甲府地裁によると、侮辱罪で拘留刑が言い渡されるのは珍しいという。
小俣被告は公判で、一貫して「見ず知らずの女性にそんなことを言うはずがない」と主張しており、判決後、「冤罪(えんざい)の典型だ」として控訴した。
判決によると、小俣被告は2004年9月30日夜、知人男性と大月市内のスナックを訪れ、居合わせた客ら10人のうち初対面の20歳代の女性客に対し、知人男性とともに数回「デブ」などと言って侮辱した。
女性客が被害届を出し、大月署が2人を都留区検に書類送検していた。
丸尾裁判官は「初対面の女性に、身体的特徴を挙げて侮辱した責任は軽視し難い。歓談を楽しんでいたところ、唐突に『デブ』などと言われた被害女性の感情は察するに余りある」と述べた。
小俣被告は市議一期目。知人男性も侮辱罪で在宅起訴されたが、公判で発言を認め、科料7千円の有罪判決が確定している。

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