「達の記録館」コンテンツ表紙

日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

  1. トップ»
  2. その他:目次»
  3. 倉庫:目次»
  4. 機器と設備»

Apple eMac モニターの交換修理

2003年に購入した【Apple eMac M8950J/A 1.0GHz 60GB RAM-1GB COMBO-DRIVE 2003年製】のモニターが電源ノイズ、突然起きる扁平、故障寸前のFBTによる画面の切れなど、購入4年経過した(2007年8月)辺りからその症状が出始めました。

これはブラウン管特有の故障であり、というよりeMacのCRTに関しては電源回路のコンデンサ不良やモニターの色具合の故障が方々で報告されており、原因がハッキリ分かっているだけにAppleにクレーム修理を頼みたいところです。しかし、Apple好きな人はクレームをいうものではないというところもあります。

もちろんAppleにモニター修理を普通に依頼すると修理代金50,000円は下らないことから、最善な方法としては以前使っていたPerforma5440同様にモニターや電源回路が使えるジャンク品を探して修理しようと考えました。

Yahoo!オークションでeMacを探していましたが、そこそこいい値段がしますしブラウン管であるがゆえにモニターの色具合を自分の目で確認しないとちょっと不安なので、地元のApple中古店やリサイクルショップに中古eMacを注文しました。

すると、約半年後の2008年3月11日にリサイクルショップから電話があり急いで見に行くとHDDは故障していたものの持参したMacOS X Tiger 10.4.3(DVD-ROM)で起動させると動きますしモニターも問題ありませんでした。

されに上手くいけばスーパードライブに改良できる可能性も残されるので、いい値の8,000円で購入です。

(とにかく重いeMacの本体重量は22.7kgです)

M9461J/A

eMac M9461J/A 1.25GHz 80GB RAM 512+256MB SUPER-DRIVE 2004年製 8,000円

リサイクルショップさんとしてはネットオークションの方が高く売れたんでしょうけど、何年製のものなのか。品番はどこに記載されているのか。HDDが動いているのか壊れているのか。メモリーは装着しているのか。結局何もわからずオークションに商品情報を書くことができないでいたようです。

こちらとしては助かるわ。ラッキー

家に持ち帰り並べてみました。

Apple eMac

どっちがジャンクかわからないほどの外観です。あちゃー(^_^;)

Apple eMac内部

中身を空けたら金属部まで変色。

あまりの酷さに申し訳けないという気持ちになりますね。(^_^;)

でもって、

1、ジャンク品の方が断然キレイ

2、ジャンク品のCPUの方が早い(1.0GHz→1.25GHz)

3、スーパードライブが付いている

4、モニターも正常

という理由から、とりあえずHDDだけ入れ替えて使えればそれに越した事はないという訳でHDDを入れ替えるために分解開始。

eMacのHDD

モニター一体型のPerformaやスケルトンiMacは外箱を外したらHDDは見える場所にあって簡単に取り外せたのだけれど、eMacはそれらとは違いファンやロジックボードにある20本ほどのネジやコネクター類を全部外さなければ外観すら見ることができません。そう簡単にHDDを取り出せそうにないです。

eMac分解

ここまで外してやっとHDDが取り出せます。

eMcのHDD

拡大写真(1000*376pic 52KB)

定格電流がオーバーしています。゚ロ゚!l|

まっ、この範囲は大丈夫(想定内)に設計しているだろうということで目をつぶります。(笑)

で、M8950J/AとM9461J/AのHDDだけ入れ替えた上で起動させ大丈夫かどうか色々とチェックしてみましたが、RAMにも異常があるようでOSを全て読み切れずフリーズを起こしてしまいました。そこで、M8950J/Aの1GB 168pin SDRAM PC133(512MB+512MB)へ入れ替えようとしましたが、これまた残念なことにメモリーのツメの場所が違っていました。チクショー!!!!

CPUのクロック周波数を1.0GHzから1.25GHzにするためだけにメモリーを買うのもバカバカしいので、ロジックボードとHDDは1.0GHz-60GBのままで使用していくこととし、ジャンク品で買ったM9461J/Aは、外箱、モニター、スーパードライブの3点を頂戴しニコイチが完成です。

いきなり完成かよ!(熱中し過ぎて経過写真を撮るの忘れました)

eMacの修理完了

ところで、組み立てる直前までディスクユーティリティー(First Aidの検証)でエラーメッセージはなかったんだけど、完全に組み立てて検証させたら「リーフレコードカウントが正しくありません」「カタログレコード内の予約済みフィールドに不正なプログラムが含まれています」との中度のエラーが出ました。何が影響したのかまったく不明で原因の想像もつきませんけど、MacOS X Tiger 10.4.3で修復出来きました。よくわかんねぇー

その他、最適化のためにソフトの再インストールやバージョンアップなどをして本当に完成です。

MacOS 10.4.11

ATAバス/eMac

中古のスーパードライブ(DVD-R/RW書き込み)だけでもオークションで最低 5,000円はするだけに良い買い物になりました。

iMac

ジャンク品が到着する前に壊れたら、iMac(10.5 Leopard)を買おうかと思っていましたが今後しばらくはeMacでいけそうだ。

ところで、話しは変わって先月、次世代DVD(HD-DVD、ブルーレイDVD)戦争の決着が付いたので、次の新型iMacにはBD-DVD付きのSUPER-DRIVEが登場すると思います。そしたら新型を買ってeMacちゃんの不良コンデンサ(電源回路)の交換でもゆっくりやろっと!

それまで頑張っておくれよeMacちゃん。

【モニター修理に関する追加文】

そういえば思い出したけど、2003年にeMacを買って直ぐのこと5分に1回ほど横にパチッパチッとノイズが走り、Appleの1年保証があったから無償修理に出したことがありました。

Appleに電話 → 佐川急便が自宅に引き取りに来た → Appleから修理完了の電話 → 約10日ほどで佐川急便が自宅に届けにきた。

Apple eMacの無償修理

パソコン専用(モニター用)のダンボールってあるんやね。驚きました。

おわり

最終更新日 2008年3月13日

「達の記録館」バナー

カウンターカウンター合計