MacKeeperのウイルス警告画面に騙される可能性
(この手口は始めてなので誰かのために記録しておきます)
MacユーザーがWebサイトを閲覧してると「Macの動作が遅いですか?...」と書かれたMacKeeperのバナー広告を度々見ていると思います。
私もそのバナー広告を数千回は見ているのでウンザリしていますが、昨夜、マツダのスカイアクティブエンジンの構造を勉強しようとある個人サイト内を閲覧し、次のページをクリックすると(MacKeeperのバナー広告をクリックした訳ではないのに)ブラウザ画面のタブが2つも開き、その1つの画面にこのような警告が出てきました。
お使いのMac OSはポルノサイトのウイルスに感染した可能性があります!
これらの有害なウイルスがお使いのシステムファイルに影響を与え、保存している全ての連絡先が消失することがあります。OK
Appleのメニューバーそっくりに作って、こんなことまでするか!! と私はムカッとしながら画面を閉じました。
仮にウイルスに感染した"可能性"があったとしても、システムに入ったウイルスがブラウザで瞬時に分るわけねぇーだろ。っとツッこみながら画面を閉じましたけど、これがネット初心者なら「ひぇぇー(゚゚;)どうしよう」と焦ってしまい OK をクリックしてしまう人も多いのではないか?と思いました。
◯◯の可能性というのは何にでも当てはまるもので「今夜、頼んでもいないピザの宅配がやってくる可能性がある」というのと同じようなもの。もしもビザが届いた場合、家族の誰かが頼んだかどうか一旦確認してから引き取るかどうかを判断すると思います。
この場合も慌てずキーワードを入力してGoogle先生にまず聞いて確認するのが最善な方法だと私は考えます。
ポルノ閲覧の心当たりがあっても疑って掛かりましょうね!
最後にWebサイトを閲覧していて私がビビッた画面を紹介して終わります。↓↓↓
FBI Anti-piracy warning
随分前なので何のWebサイトだったかもう覚えていませんが、おもいっきり冷や汗が出ました。
FBI(アメリカ連邦捜査局)にIPアドレスも記録されただろう。
これは2011年1月27日時のキャプチャー画です。
申し訳ございません。I apologize.
2016年10月11日 記録