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日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

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調査|韓国人はいつから旭日旗に抗議し始めたのか2013年12月21日からの別紙

2013年12月21日 南スーダン・ジュバで活動中の陸上自衛隊に韓国軍から緊急要請を受け『銃弾1万』を提供するも韓国政府は『事実と異なる➡自衛隊に救援されていない➡銃弾は十分に足りている➡予備量を確保するため(日本から)臨時で借りた➡日本ではなく国連から借りた』などなど二転三転。最後の最後まで感謝の言葉すらありませんでした。

PKO韓国軍からの要請で銃弾1万発を支援

韓国は2005年のイラク戦争PKO活動でも無礼極まりないことをしています。2005年に何があったのかを以下に記録します。

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韓国人兵士「一緒に写真を撮ろう」

1990年8月2日に勃発した湾岸戦争および2003年3月20日からのイラク戦争の後方支援として日本を含め数十カ国が多国籍軍として参加することになりました。

しかし、砂漠での任務、宗教、生活様式や文化も大きく違うため、多国籍軍の兵士たちは現地生活に慣れるための訓練(慣熟訓練や文化学習など)を行う必要があり、兵士たちはクウェート・アルジャハラーにある米軍基地「キャンプ・バージニア(Camp Virginia Kuwait)」に駐屯し訓練していました。(もちろん駐屯しない国もあります)

そういった中、2005年(平成17年)、同基地で訓練を受けている韓国陸軍(ザイトゥーン部隊 자이툰 부대)の兵士が日本国の陸上自衛隊員2名に「一緒に写真を撮ろう」と誘ってきました。

同じ基地内にいる多国籍軍の仲間です。

当然、自衛隊員は日韓親睦に快諾し写真撮影を行いました。

そのときに撮影された画像がこれです。(キャプションは管理人が付けています)

독도는 대한민국의 땅 입니다.(独島は大韓民国領です)Camp Virginia Kuwait

戦争は終結しておらず日々戦死者が出ている状況下。

メッセージボードに何と書かれているのか判りませんが、日本人の感覚で文字を想像すれば、いいえ.. 世界中の人々の感覚では

👍◯◯部隊"大韓民國"軍 クウェートより

👍平和のため"大韓民國"軍 活動中です

👍多国籍軍"大韓民國"共に戦う仲間です

韓国軍兵士の段ボールにはそういう文字が書かれているのだろうと想像します。

(少なくとも私はそういう考えしか思い浮びませんでした)

また陸自隊員ならそれ以外に何がある!! ここは遊ぶ場所ではないんだぞ!! となって普通です。

しかし、彼は韓国人でした。

독도는 "대한민국의" 땅 입니다.

독도는 대한민국의 땅 입니다.(独島は大韓民国領です)Camp Virginia Kuwait

独島は "大韓民國" 領です。

※竹島の韓国名が独島です。

韓国のネット上にアップされたこの写真。

韓国国内で大きな話題になり、直に日本のネット民にも伝わりました。

この写真を見た防衛省は、2005年8月12日に韓国軍の駐日武官を呼び「日韓の友好上、遺憾だ」と抗議。武官は「個人のいたずらと思う」「本国に伝える」と回答しました。

後日、この画像は削除はされましたが、韓国政府、韓国軍からの説明や公式謝罪はどはありませんでした。

ちなみに管理人の記憶では、韓国ネット民「ざまぁーみろ。いい気味だ。自国の領土を自国領と言って何が問題なのか。バカでマヌケな日本軍人」と貶し、韓国軍兵士については「よくやった。勲章ものだ」と称讃していました。

日本のネット民は『姑息な韓国軍人。韓国人は平気で噓をつく。韓国人を信用してはいけない」「幼稚なことする韓国人」という意見とともに「隊員は心底腹立たしかっただろう」「騙された隊員には何の落ち度もない」と皆さん一致していました。

2005年当時、竹島の知識がほとんどなく、領土問題を知ろうともしなかった私でしたが、その姑息さにかなり腹立たしく感じていました。(だから今書けています)

撮影日について

ネットでは少々勘違いが見られますので、一応、裏取りを書いておきます。

① クウェートの米軍基地キャンプ・バージニアは、砂漠の嵐作戦(1991年1月17日 – 1991年2月28日)が終わった直後に開設され2013年に閉鎖しています。

② 日本国の自衛隊がキャンプ・バージニアに始めて入ったのは、イラク復興支援の陸自・先遣隊(隊長・佐藤正久1佐 以下30名)の2004年1月17日。翌18日は準備、19日朝にはイラクへ向け出発しました。以降、第2期,第3期派遣部隊が入っていきました。

③ 2004年2月23日に創設された韓国陸軍のイラク派遣隊「ザイトゥーン部隊」がクウェートへ向け韓国を出発したのは2004年8月25日です。

④ 日本の防衛省がは韓国軍の駐日武官を呼び出して抗議したのは2005年8月12日です。

①②③④で、撮影されたのは2004年8月(Aug,2004)〜2005年8月(Aug,2005)であることがわかります。以上

【ちょいとマメ知識】現在、国会議員の佐藤正久議員(元隊長)は「ヒゲの隊長」という愛称で有名です。写真の隊員2名にもヒゲがあります。どうしてヒゲがあるのか? それは中東でヒゲを剃っている男は「同性愛者か未成年者か」に該当するという認識があるからです。そのため隊員たちは髭を生やしているのでした。

編集後記

2005年にネットで大きな騒ぎになった割にはこの事件の記事や画像はあまり残っていません。

防衛省が韓国に削除依頼していたこともありますし、隊員さん2名は騙された被害者なため自主的に削除した方も多かったのではないかと思います。

というより、当時『冬ソナ現象』とまで言われるほど日本中バカのように『韓流ブーム』が撒き起こっていたことが大きく影響していました。(後に第1次:韓流ブームと名付けられます)

冬のソナタ(冬ソナブーム/韓流ブーム/冬ソナ現象)겨울연가

主人公の「ヨン様」が度々来日しては韓国のマイナス面を全て消し去り、写真の件でも「自衛隊員が? 韓国人が? 竹島? 独島? そんな小さなこと気にしちゃダメ」という感じで、何か言える雰囲気ではありませんでした。

猫も杓子も、特にオバさんたちが中心になって「韓国」「韓国」「韓国」... 異常でした。

しかし、それから時は経ち今では韓流ブームがあっても、それはそれ、これはこれ。と使い分けることができるようになり、もはや2005年の騙し討ちこと陸自隊員や日本国への侮辱は「次世代のためにきっちり記録しておかなければいけない」と新たに書き残すことにしました。

約17年前の出来事。私の記憶違いもあるかとは思いますが、写真がすべてを物語っています。不備な点がありましたらご了承ください。

2022年2月1日 記録

備考/2005年1月に撮影されたキャンプ・バージニアの写真:camp-virginia-kuwait-jan2005.jpg別頁

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