このページは調査|韓国人はいつから旭日旗に抗議し始めたのか:2009年7月18,22日の別紙記事です。
少年メリケンサックの旭日旗模様
脚本家、映画監督、俳優、演出家、作詞作曲、放送作家、ミュージシャンなど多彩な才能を発揮する愛称「クドカン」こと藤官九郎さんがパンクバンドを題材に監督/脚本した『少年メリケンサック』というコミカルな日本映画があります。
(朝鮮語:소년 메리켄사쿠、英語:Shonen Merikensack、中国語:少年手指虎)
映画のポスター/チラシ
【監督・脚本】宮藤官九郎
アニメーション監督:西見祥示郎
エグゼクティブプロデューサー:黒澤満
プロデューサー:岡田真、服部紹男
撮影:田中一成
主題歌:銀杏BOYZ / ニューヨーク・マラソン
【出演】
宮﨑あおい・木村祐一・勝地涼・田口トモロヲ・三宅弘城・ピエール瀧・峯田和伸(銀杏BOYZ)・田辺誠一・犬塚弘・哀川翔・烏丸せつこ・中村敦夫・佐藤智仁・浪岡一喜・石田法嗣・ユースケ サンタマリア・佐藤浩市
そしてこの映画には"顔に旭日旗模様をフェイスペイント"を施したドラムを担当する岡本(愛称:ヤング - 영 - 央具)が登場します。
ヤング役を演じた俳優の三宅弘城さん(MIYAKE HIROKI)
「富川国際ファンタスティック映画祭」に出展
ここから本題です。
この映画「少年メリケンサック」は、2009年2月14日に日本で公開されたのち、7月16日〜26日までの10日間、世界41か国 201作品(長編121作品、短編80作品)を集めたアジアを代表する韓国京畿道・富川市の映画祭「第13回 富川国際ファンタスティック映画祭(부천국제판타스틱영화제, Bucheon International Fantastic Film Festival)略称 BiFan」に出展され、同作品は7月18日と22日の2回も上映されました。
●上映の裏付資料:3800 x 2800 shonen-merikensack_web.jpg
この映画で私が不思議に思うのは、旭日旗は勿論、旭日模様のドラム、旭日模様のフェイス・ペントなど、韓国人の神経を逆なでするシーンが多数ありながら、どうして映画祭の実行委員たちは「上映を承認/許可したのか?」ということです。
まぁ、富川の実行委員や富川市民全員が無教養で旭日旗に無関心だったと仮定しても、市外から来た映画制作やドラマ制作の関係者、韓国の俳優さんや芸能関係者、映画雑誌や映画評論家、テレビ局や新聞社、映画祭を楽しみに来た一般客、大金を出しているスポンサーなど、皆が皆なぜ黙って観ていたのか? ってな疑問しか出てこないわけです。
さらに、私を混乱させるのは映画祭の上映から5年後の2014年6月20日。
ブラジルで行われている FIFA・ワールド・カップ「日本 vs ギリシャ」戦のライブ中継で、旭日模様のフェイス・ペイントをした日本のサポーターが映し出され、それを放送してた韓国SBSの解説者は「このような戦犯の象徴をスタジアムに入れるとは、チケットの価値も下がる。旭日旗とナチスは何が違うというのだ!」と猛烈に批判したのです。
そして韓国中のマスコミも一般人も一斉に取り上げて拡散、このフェイス・ペイントの画像は(韓国国内だけですが)大・大・大炎上しています。
私は考えました。
2009年7月は何の問題なくて、2014年6月には戦犯の象徴だと激昂してしまう矛盾しない合理的な理由って何があるのだろうか? と...
きっと、韓国国内で映った顔半分は平気で、ブラジルで映った顔全体は許せないのだ!!
それしかない。違う?
いや絶対そうだ!! ← コラコラッ
その他
■本映画祭:付け足し記録
本映画祭では「少年メリケンサック」のほか20本以上の日本映画「プライド」「愛のむきだし」「余命一ヶ月の花嫁」「俺たちに明日はないッス」などが上映され、2009年3月14日に公開された入江悠監督の「SRサイタマノラッパー(SR 사이타마의 래퍼)」は NETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)を獲得しました。
注意:この画像は、2017年4月8日〜6月24日までテレビ東京系で放送されたドラマ版「SR サイタマノラッパー ~マイクの細道~」のタイトル画像です。旭日が描かれていますのでPage.24で記録しておきます。
■もっと掘り下げたい方はご自身でお調べください。
영화 | 映画 |
소년 메리켄사쿠 | 少年メリケンサック |
부천 국제 영화제 | 富川 国際 映画祭 |
부천국제판타스틱영화제 | 富川国際ファンタスティック映画祭 |
쿠도 칸쿠로 | 宮藤 官九郎 |
개봉일 | 公開日 |
2009년 7월 18일 | 2009年7月18日 |
≫ 韓国語版オンデマンド:TVING 소년 메리켄사
≫ 少年メリケンサック劇中歌:ニューヨークマラソン
編集後記
今年の初旬、某SNSに(2009年3月23日のWBC決勝戦・日本vs韓国を知ってか知らずか)このような感じのカキコを拝見し、まだこんな時系列を書いてくる輩が居るのかとイラッとしました。
2011年1月25日にサッカー選手のキ・ソンヨンが旭日旗を問題にしたということは、それ以前から旭日旗が問題視されていたという証拠です。
例えば2005年8月3日にMBC”音楽キャンプ”で「RUXサポーターのTシャツ」だったり、2007年9月11日に人気アイドル「BIG BANG の旭日旗入りジャンパー」に非難殺到などありました。
時系列を飛ばす輩はメリケンサックで叩いておく必要があります!
また、ここ2〜3カ月の動向を見ると、いちゃもん好きな反日韓国人、また日本が嫌いな日本人による旭日旗叩き(戦犯旗の扇動)が激しさを増している気がします。
という訳で、少々遅れましたが炎上したとき用に保管していたFACT爆弾の第2弾を投下することにしました。
■旗守さんへのお願い
よかったらお持ち帰りいただき(自身のSNSなどで)拡散ください。
■韓国人さんへのお願い
少年メリケンサックが当映画祭で物議を醸していたとか、3回目の上映は禁止にしたとか、新聞やテレビが問題視していたとか、ソ・ギョンドク教授がメールで抗議していたとか、そのような事実がありましたらご遠慮なくお知らせください。
あれば ねっ!!
キ・ソンヨンの猿真似まであと556日
2024年8月18日 記録