日常の喜怒哀楽を写真付きで綴るエッセイ

あなたは間違った万歳三唱をしていませんか

先ずは福岡中央青年団の皆様へ

2月8日（水曜日）、せっかくお誘いいただいたのに顔見せもできず申し訳けありませんでした。相方より「みんな元気にしとったよー」と聞いて安心しました。

--- それでは本文 ---

集まりから帰宅した相方から「あんた、ちょっと万歳三唱ばしてみて？」というので、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい とやってみると「へぇー、あんた万歳三唱ちゃんとできるったいねっー」と感心されました。

相方の話によると、ちゃんとした万歳三唱を出来る人は少ないという話が出ていたので、あんたがちゃんと出来るか試してみたとのこと。なるほどね!!

そんな訳で、今話のネタにさせていただくことにしました。

あなたは、ちゃんとした万歳三唱をできていますか？？

それでは、皆さん、実際にやってみてください。

ばんざーい

ばんざーい

ばんざーい

マナーや礼儀などよく知らない私が何で万歳三唱がちゃんとできるのか？ ってことですが、私の母校である筑◯工業高校の体育の時間では50分ある授業で50分間「ラジオ体操」ばかり数カ月にも渡ってみっちり教わり、その際に「万歳三唱」をもきちんと教わっていましたので、手の平を正面にして万歳した記憶は私の人生において１度もなかったです。

話のついでに、少々面白い話をしたいと思います。

そこそこ荒っぽい工業高校に通い不真面目だった私らのような連中は「バカバカしくて50分もラジオ体操なんかやっとられんばい」と体育の授業に苛立ち、それは必然的に体育教師へと対抗してしまうのですが、そういう学校は、そういう学校なだけに力には力で押さえ込む荒っぽい体育教師もちゃんと居り、ラジオ体操を真面目にしない（ふにゃふにゃする）生徒は勢いよく蹴り飛ばされるか、竹刀でぶっ叩かれるというハチャメチャな体育授業がありました。

勿論、私らはそのようなスパルタ授業を受け入れることはできず、いつも体操着に着替えながら「あのセンコウふざけとるぜ。みんなで授業ばボイコットするぜ。あの野郎っ!!」と威勢だけは良いのですが、ラジオ体操を始めて１カ月もするとシンクロナイズドスイミングか？ってな具合に、どいつもこいつも指先をピンッと伸ばし、一糸乱れぬラジオ体操を大真面目にすることになっていきました。

大真面目になった理由は、体育教師が怖かったからという単純な理由ではなく、もっと単純に『体育の成績はラジオ体操の出来次第で決まる』というのを後に聞かされることになるからでした。

実際、体育の期末試験はこのような形で行なわれました。

1回につき10人ほどが横一列に並び、先生の「ラジオ体操第一 はじめっ!!」の号令で、手の平の返し方、膝や肘の曲げ方、顔の向け方、指先の伸び方、静から動への動き、などなど信じられないほどの細かい部分で減点されていき、ちゃんと出来なければ赤点となり休みに学校へ出て行きラジオ体操の補修授業。

それでも出来ないと最悪「留年さえもあり得る」とても恐ろしい期末テストが行なわれていました。

100mを何秒で走ったかなんか関係く、真面目にやるのか、それとも不真面目にやるのかで評価されるハチャメチャさだったのですが、そのハチャメチャさが今ではとても良い想い出なっています。

約30年後の感謝。先生ありがとう！

ちなみに、ネット検索してみましたが、恥ずかしいからか?? ラジオ体操が期末試験になっていたとう話を書いている（私らの時代の）卒業生は誰もいません。しかし、その頃のお陰で「ラジオ体操」も「万歳三唱」もちゃんとできるぜ!! というのは俺たち卒業生の誇りであったりもあります。

私はその誇りを持ち、これからの人生も頑張っていきたいと思っています。

ご清覧ありがとうございました。

余談：今日は建国記念の日ということでトップページに日章旗を出していましたが、日章旗の色が何色なのか分らなかったので調べてみました。

131話付録記事：日章旗の色は紅色ですが、カラーコードはなんですか

お時間ありましたら、ついでにどうぞ...

2017年2月11日 記録

喜怒哀楽は、作者たつの考えを自己中心的に書き綴るものである。