東京道具商会さんよりご意見を頂きました
2018年2月7日、ネット販売していらっしゃる東京道具商会さんから、私が2015年に書いていたSwiss-Tech Utili-Key|スイステック・ユーティリーキーの本物と偽物の見分け方について、訂正する旨のご意見メールをいただきました。
せっかく書いたものを訂正するのは嫌ですから、追記としてお互いのメールを全文公開することを提案しましたところ、この提案に『ご同意』いただきましたので、全文を公開した上で、最後に私の考察等を付け加えてSwiss-Tech Utili-Keyユーザーさんへの追加情報にしたいと思います。
※ 個人情報は記号文字äääにしています。
東京道具商会さんより ①
2018年2月7日(水) 10時24分
差出人:東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
宛先: 達さん <äää@tatsu8.jp>
題名:SWISS+TECHユーティリキーの記事につきまして【東京道具商会】
達様
はじめまして、東京道具商会というネットショップを運営しております佐藤と申します。
突然のメールにて申し訳ございませんが、ご掲載をされております記事にて訂正をしていただきたい件が有り、メールを差し上げました。
達様の記事にございます通り、現在SWISSTECH社製ユーティリキーのコピー品、偽物が多く出回っており、昨今は恐らく国内で流通、販売をされているユーティリキーの内、8割〜9割がコピー品ではないかと思われ、どなたかが真贋の判断基準を公表する事は必要な事だと考えております。
達さまは、確かに正規品と、中国製のコピー品を比較されておりますが、 比較元の正規品が、ご自身でも書かれているように、20年程前の非常に古い初期ロットの製品を元に、判断基準を書かれておられます。
20年間の間に、SWISS+TECH社の製品は全て中国製となり、社名の刻印も”+”の入る、SWISS+TECHに統一されております。
中国製になっている証拠としましては、下記SWISS+TECH社の公式サイトのinstructionsのリンクより現在の説明書PDFが見られますので、そちらにてご確認下さい。
1ページ目左下に、US Patents 6,112,352 and D405,953. Made in China. の記載がある事、ご確認いただけるかと思います。
ユーティリキー公式ページ
http://www.swisstechtools.com/proddetail.aspx?pid=5
その他の製品につきましても、下記ページより説明書が取れますのでよろしければご参考にして下さい。
http://www.swisstechtools.com/instructions.aspx
また、真贋の基準にされております、SWISS+TECHか、SWISS-TECHかの表記につきましては、下記のオールアバウトの記事をご参考にしていただきたく思います。
https://allabout.co.jp/gm/gc/196934/
https://allabout.co.jp/gm/gp/745/library/34/
こちらの記事は2005年に書かれた物ですが、こちらの記事内の写真にて既に刻印はSWISS+TECHとなっております。コピー品が出回るようになりましたのが、ここ5年、長く見ても10年以内の事だと認識しておりますので、SWISS+TECHの刻印=偽物ではない事、証明できるのではないかと思います。
いきなりのメールで長々と書いてしまい、大変申し訳ございませんが、これは私の販売した製品に対し、達様の記事を見て偽物ではないかとクレームの問合せをいただいた際に、毎回説明をさせていただいている内容になのです。
達様の記事は調べますと一番最初に出てくる事も有り、非常に影響の大きいページとなっております。
ご多忙の中、御手間をお取りいただく事は難しいかと思いますが、どうか記事の内容の見直しをしていただけないでしょうか?
もし、必要であれば、現行の正規品をご提供をさせて いただきますので、是非ご検討下さい。
正直、儲けの点だけ考えますと、500円以下でコピー品が出回っている状況で正規品を高い価格で売り続ける事は、数量も出なくなってきておりますし、取扱いの継続を悩む所では有ります。
しかし、正規品を信頼できる所で購入したい、というお客様がいらっしゃいますので、本物を買うなら東京道具商会、と言っていただけるよう信頼を大事にし、継続をすべきと考えております。
最後になりますが、当社のユーティリキーのページとなります。
https://item.rakuten.co.jp/tokyo-tools/s44444/
以上、突然のメールにてご無礼な点ございましたら、お許し下さい。
東京道具商会 店長 äää
--
東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
「達の記録館」たつ ①
2018年2月9日(金) 00時21分
差出人:達さん <äää@tatsu8.jp>
宛先: 東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
題名:Re: SWISS+TECHユーティリキーの記事につきまして【東京道具商会】
東京道具商会さま
はじめまして「達の記録館」の管理人たつです。
ご意見メールありがとうございます。
アホなことばかり書いているサイトなので、一方的で話ができないメールもたまーにやってきますが(そんなメールはいつも無視)、ちゃんとお話ができる方だとわかりホッとしています。
ですので、肩の力が抜けた「達の記録館」のたっつぁんで、率直に返事したいと思います。無礼な点は何卒ご了承ください。(^_^)
Swiss-Tech Utili-Keyの本記事につきましては「私の買ったこれは偽物でしょうか」「よければ本物か偽物か鑑定しいただけませんか」といったようなメールが送られてくることがあります。
概ね「私のは初期型タイプなので現行品はわかりませんけど、きちんとプレスされていない刻印は偽物だと私は思っています。+か−かはハッキリしていないようです。○○さんの方で何か分ったら、他の皆様がコピー品を掴まされないようするため[追加記事として掲載します]ので何か分りましたら情報提供を宜しくお願いします。」って感じで返事しています。
ところが、現在までに新情報は1度も寄せられていません。
そういった中で、東京道具商会さまより情報をいただいて嬉しく思っています。
2005年のオールアバウトさんの写真では既に+になっているというご意見は説得力があり、何より偽物販売店ならこんなメールは最初から送って来ませんので、非常に信憑性があるご意見メールだと考えています。
>どなたかが真贋の判断基準を公表する事は必要な事だと考えております。
ネットには偽物ばかりなので、私も強くそう思っています。誰だって正規品がいいですからね。
>非常に影響の大きいページとなっております。
そうなん? 検索上位になってるのは僕のせいじゃないもん。
子供か!! はっはっはっは...
てなところで、肝心な部分...
>ご掲載をされております記事にて訂正をしていただきたい
サイト開設から約18年、間違ったことを書いたとして「本文に追記」したことは何度もありますが、「本文を訂正」したことは過去1度もないのでキッパリお断りいたします。それが間違いであっても世間に恥をさらしていくのが私流の記録だからです。
その代わり、1つ提案させていただきたいと思います。
■ご提案■
本文中に大きな文字で【販売業者さんからの情報メール】というような題目で、別に1ページ『追記文』を作れたらいいなと思っています。
そのページには、お寄せいただいたメールの本文と、私のこのメールも一緒にして全文載せたいと考えています。(これなら私の記録も大丈夫です)
それによって、私のいい加減さも伝わりますし、読まれた皆さんも東京道具商会さまのご意見に納得していただけると思います。
そして、多くの方々とネットを通して情報を共有できたらいいなと思います。
〈私流のポイント〉テキトーでいい加減なサイトだから、約18年も続けられているんですね。←ここ笑うところ。
もし、東京道具商会さまさえよろしければの提案ですが。
それから、この提案において、お名前、メルアドは消して良いとは思いますが、販売店【社名】消したら有力情報が激減してしまうので「東京道具商会」は、そのまま掲載できたらいいなと思っています。
そこも含めてお返事のほど宜しくお願いします。
ではでは...
「達の記録館」たつ
PS:東京道具紹介さまの仰るとおり、この製品は偽物ばかり出回っているので、少しでも根絶できたら良いなと思っているの。
だから、私の記事によってクレーム言われていたらごめんなさいね。(^o^;)
東京道具商会さんより ②
2018年2月9日(金) 17時18分
差出人:東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
宛先: 達さん <äää@tatsu8.jp>
題名:SWISS+TECHユーティリキーの記事につきまして【東京道具商会】
達様
お世話になります。
お忙しい中、早速ご返信をいただきまして、ありがとうございました。
突然の長々としたメールに対し、信用をしていただきました事、本当にありがとうございます。
ご提案をいただきました方法にて、追記のページを作成していただき、現在のページをご覧になられた方が、認識できるようリンクを貼っていただければ幸いです。
メールアドレス、店名の記載なども、ご配慮していただきました方法でお願いをしたいと思います。
それでは、お手数をおかけし恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
東京道具商会 店長 äää
--
東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
「達の記録館」たつ ②
2018年2月11日(日) 23時57分
差出人:達さん <äää@tatsu8.jp>
宛先: 東京道具商会 <äää@äää-äää.com>
題名:Re: SWISS+TECHユーティリキーの記事につきまして【東京道具商会】
東京道具商会さま
それでは、上記の条件にて該当ページに来られた方がわかるような格好で、双方のメールを(名前とメルアドのみ記号にして)全文公開したいと思います。
この度は貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。(^o^)
更新完了はトップページでお知らせしますので、よろしくお願いします。
ではでは、これにて失礼いたします。
「達の記録館」たつ
”たっつぁん”の考察
2月11日深夜から具合が悪くなりまして、翌々日にはインフルエンザB型の陽性反応が出て、ここ約2週間「達の記録館」をお休みしていました。
追記更新が遅くなったことをお詫びいたします。
といったところで、やっとインフルエンザから回復しまして、このページを作っていましたら、調子が良くなりスッキリしたからでしょうか。妙なことに気付きました。
では、妙なことというのを以下に述べたいと思います。
All Aboutさんの写真に疑問が...
ライターさんの記事が2005年3月23日付になってることは別に良いのですが、何故だか写真の最終更新日が10年後の2015年6月26日になっていることです。
最終更新日時が変わる原因として大きく考えられるものは、
① URLやサーバーや階層を変えた
② 画像を最適化しアップした
③ 掲載写真を入れ替えた
という3つがあり、個人サイトではよくあること(素人が手探りしながら作る)ので特に不思議ではないのですが、広告収入を得て情報を提供する有名企業がこれをすると信憑性が低下し、当時に撮影した写真なのか? という疑問が芽生えたりするわけです。
それに照らし合わせると、2005年当時なら刻印が−のものが販売されていたはずなのに、敢えて+になっている中国製の写真をAll Aboutさんが紹介しているのは何故なんだろう? と思ったりします。
誰からか訂正を求められ、写真を入れ替えていたりなんかして...?
断定はしません。あくまでも私の感想です。
SWISS+TECHユーティリキーのサイトに疑問が...
東京道具商会さんのメールにありました公式サイトを拝見しました。
http://www.swisstechtools.com/proddetail.aspx?pid=5
http://www.swisstechtools.com/instructions.aspx
私の記事全文読んでいただければ分りますが、市場に出回っているSWISS+TECH社製のユーティリキーが中国製であることは私は一切否定していませんし、中国製が偽物だと一言も言っていません。また、Made in Chinaと表記されたカタログPDFも本ページに掲載しており誤解ないようにしています。Made in Chinaに関しての異論はございません。
ただ、ある時期から中国製になり刻印が「SWISS+TECH」に変更されていると仰るなら、どうして公式サイトは「SWISS-TECH」のままなんだろうかぁーって不思議に思います。
公式サイト中のギャラリーには写真が4枚あります。
その刻印がSWISS-TECHもさることながら、写真の最終更新日を確認してみましたら、この4枚は2014年11月25日 2:35:39〜 2:35:42 に更新されています。
ということは、公式サイトが偽サイトでない限り、生産国がどこであろうが2014年11月25日まで、刻印は正式にSWISS-TECHだったということになります。
utilikey6in1.pdf(2018/02/26 説明書ダウンロード)しかり。
2005年にSWISS+TECHの写真を貼っているAll Aboutさん。
疑ってはいませんけども、益々謎は深まります。
そういった疑問や謎をひっくるめて以下に総括したいと思います。
【要約】SWISS-TECH Utili-Keyの真贋
私のようなクセのあるオヤジに、記事の訂正を求めるメールを送って来られた東京道具商会さんは嫌いじゃないです。
しかし...
>20年間の間に、SWISS+TECH社の製品は全て中国製となり、 社名の刻印も”+”の入る、SWISS+TECHに統一されております。
それでは、なぜ2014年11月25日(最終更新日)から、今日現在に至まで公式サイトの刻印は、なぜSWISS-TECHのままなのでしょうか。
SWISS+TECHに統一されているとは、誰が言っているのでしょうか。
どこに、統一したという記載があるのでしょうか。
きっちりご説明いただきたいです。(ハッキリしない推測での返答は不要です)
※ 公式サイトの刻印が−表記であれば、+表記が偽物だと思うユーザーさんがいて当たり前だと思います。All Aboutさんが+だから私が訂正しなきゃいけない? 東京道具商会さん、それっ かなり無理あります。
>こちらの記事は2005年に書かれた物ですが、こちらの記事内の写真にて既に刻印はSWISS+TECHとなっております。コピー品が出回るようになりましたのが、ここ5年、長く見ても10年以内の事だと認識しておりますので、SWISS+TECHの刻印=偽物ではない事、証明できるのではないかと思います。
上記のとおり、2005年のAll Aboutさんの写真が+表記ということを根拠にされても困ります。写真の最終更新日からみて「某販売業者さんに訂正を求められて2015年6月に上書きした」可能性は否定できません。つまり、東京道具商会さんの証明方法は論理的ではないということです。
※ 東京道具商会さんから訂正を求められた私がそう思うのは至って自然なことだと思いませんか。私はキッパリお断りしましたからいいですけども...
>現在SWISSTECH社製ユーティリキーのコピー品、偽物が多く出回っており、昨今は恐らく国内で流通、販売をされているユーティリキーの内、8割〜9割がコピー品ではないかと思われ、どなたかが真贋の判断基準を公表する事は必要な事だと考えております。
おっしゃるとおりです。ただ、私のような一般ユーザーが真贋の判断基準を示すよりも、本来は東京道具商会さんのような販売業者が「これが本物で、これが偽物です」と示すのが、コピー品が8〜9割出回る中において正規品を取り扱う販売業者の責務ではないでしょうか。
顧客からの問い合わせに、All Aboutさんが+表記になっているという他人様のサイトを根拠に述べるられるのは、全く説明責任になっていない不合理なもので不誠実だと言わざるを得ません。
そもそも、All Aboutさんを巻き込んじゃ駄目ですよ!!
(記事を書いたライターさんも取り上げられていい迷惑です)
もちろん、私も巻き込んじゃ駄目ですよ!!
よくよく考えるとお門違いじゃないですか。... (^_^;)
もっとも。東京道具商会さんが正規品を販売していらっしゃるのであれば、製造メーカーや輸入総合商社さんとの結んだ『正規代理店契約書』や『本物と偽物のマニュアルガイド』など、それらを自社のホームページに堂々と表記掲載しておけば、どのようなサイトを見ても疑心暗鬼になった顧客からの問い合わせなど来ないと思います。
商品の細かい説明責任や証明責任の全ては、(All Aboutさんや私や、第三者の誰でもない)日本国内で販売する日本の業者側にあるのです!!
>本物を買うなら東京道具商会、と言っていただけるよう信頼を大事にし、継続をすべきと考えております。
そこまで信頼を大事にしているのでしたら、正規商品と偽物商品とを見分ける資料を制作していただけるよう是非お願いします。
日頃から正規品を扱う東京道具商会さんなら、本物がこうで、偽物がこうで、と簡単に判定できる、素人でも見分けられる資料作成はさほど難しいことではないと存じます。
本物と偽物を見分ける詳細な資料さえあれば、Amazon,楽天,Yahooショップの他、警察や消費者庁などに対しても偽物販売業者を告発でき、偽物を買わされて泣き寝入りする方もいなくなることでしょう。
そして、東京道具商会さんの信用はさらに上がるものと確信します。
全国のユーザーを代表して、誰もが納得でき安心できる詳細な資料提示をお待ちしております。
※ 出来上がりましたら、同条件で追記またはリンクさせていただきます。
それからもう1つ、公式サイトのユーティリキーの掲載写真や説明書PDFが、SWISS-TECH から SWISS+TECHになる前に、そちらの資料が出来上がらないと辻褄(時系列)が合わなくなったりもしますので、できるだけ早く制作していただけるよう重ねてお願い致します。
【誤解なきように】
私は[楽天,Yahoo!ショッピング,Amazon]で、東京道具商会さんが偽物を販売しているとは思っていませんし、非難などしていません。東京道具商会さんを信頼しているからこう言えるんです。
それに比べて、信頼もなくいつもいい加減なことばかり書いている厚顔無恥で下品な私。ですけど、出来るだけ全国のユーザーさんの利益を大事にしたとなぁ〜とは思っているんです。ホントに...(^_^;)
工業高校出身の低学歴者なので失礼な言葉使いがあったらお許しください。
それではボールをお渡しします。「達の記録館」たつ
2018年2月26日 記録