「撮影モードで起動しない」の故障について
昨年の2006年3月に「日時が設定されていません」との表示が出てバックアップコンデンサ不良ということで修理したばかりだったが、今度はまた別な症状が現れ壊れてしまった。(2004年2月20日購入)
【撮影モードにおいて】
●全面パネルの電源スイッチを入れるとレンズは出る。
●スタンパイLEDが点灯したりしなかったりする。
●液晶はまったくつかない。
●シャッターを押すと ”カシャ”と音がなりレンズが出たまま電源が切れる。
●以前撮っていた画像は再生モードで再生でき設定変更等も可能。
●再生モードで電源スイッチを切るとレンズが閉まる。
このような症状が1ケ月前に出て「これは致命的な故障やしF420は不良品やけんね(疑)。ついでに富士フィルムの対応も悪いしな」と思った私は新品(パナソニック)を買おうかと家電屋さんを回っていたのだった。
しかし、今の製品は、どいつもこいつも私の嫌いな箱形リチウムイオン電池で『乾電池型』じゃないことから、1カ月近く考えたあげくダメもとで修理してみるか・・・ということになった。
それで、2007年6月26日福岡サービスステーションに持ち込んでみることにした。
私:「修理お願いします」
フ:「どういった症状でしょうか?」
私:「まず、昨年の3月30日に日付が設定されてませんと表示が出たもんで、ここに持ち込んでバックアップコンデンサの取り替えを行ったんです。」
フ:「ええ」
私:「そして、その修理から約1年経った先月のことなんですけどね、撮影しようと思ったら液晶もつかず突然撮影できなくなり、電源が落ちるといった症状が現れたんです。」
フ:「わかりました」
私:「まぁ~、このF420のよう壊れること、まいりますな~」(-_-;)
フ:「ちょっとお待ちください」
受付のお姉さんはF420を持って裏に行き、1分ほど経って戻ってきた。
フ:「今回の修理については、CCDの不良が考えられますので無償にさせていただきます」
あらまっ、期待を裏切りあっさり無償になっちゃったよ。(^_^;)
私:「そうですか、そう言っていただけると助かります」
フ:「それではお預かりさせていただきます」
私:「宜しくお願いします」
フ:「40分で終わりますので、お時間あればそちらの席でお待ちいただけますか?」
私:「後でまた来るので修理しといて下さい」
フ:「わかりました」
私:「そんじゃ、ヨロシクで~す」
で、3時間後に再び福岡サービスステーションへ到着。
修理依頼伝票を渡すと、裏からエンジニアさんが出てきて
フ:「CCD基板を交換させていただております」
私:「何でCCD基板の壊れるんですかね」
フ:「何らかの原因があるかと思いますが」
私:「もともと不良品と違いますと?」
フ:「そういう報告はありませんけど...」
私:「怪しかね。リコール品になっとるんやないと?」
フ:「リコールではありませんが、同類機種は対象品になっています」
私:「まっいいけど、もう1台あるけんまた持ってくることになると思う」
フ:「よろしくお願いいたします」
私:「ところで取り替えた部品はどれですか?」
フ:「こちらになります」
以下、F-420のCCD基板
私:「ほほぉ、これがデジカメの目ん玉なんやね」
フ:「そうですね」
私:「ほんで、修理報告書は?」
フ:「こちらになります」
私:「なるほど・なるほど・ふ~ん、そんじゃまた来ます」
フ:「ありがとうございました」
私:「こちらこそ」
その他、F420について色々と話たけどサービスマンの対応は非常に良かったです。
新品デジカメ買わんでよかったぁ~長く使っていこうっと...
私しゃ、単四型のF420がお気に入りなんよね。
そんなこんなで書いてみましたが、同じ症状が現れた全国のF-420ユーザーさんは、保証期間が過ぎていても、とりあえず修理に持っていくことをお薦めします。
リコールにはなってないけど私の場合は無償修理でした。
同じ症状の方は修理報告書を印刷して富士フィルムに出してみてください。
なんとなく正義の味方「達の記録館」 たつ
最終更新日 2007年6月27日